イチゴ

仕事帰り、地下鉄の降り口脇でなんやら露天商。何を売ってはるのかと覗いてみると真っ赤な可愛らしいイチゴ。足元に立てかけられているダンボールにはイチゴ一箱200円って書かれてある。


あ〜そういえば、今朝、熱はないけれどなんやしんどいと高校生の娘が自宅で休養している。寝不足と部活キャプテンゆえあれこれ思い悩むことありで身体もだるいし今日は学校パスしたいてな気持ちも多少見え隠れしていたが、無理させることもないかと高校に電話をしておいた。



イチゴ買って帰ったら喜ぶだろうとお店のお兄ちゃんに声をかけたいのだが、私がそこに立つ以前からいてるおばさん二人連れが「どれが甘い?」たら「それよりこっちのほうが甘そう」だとか。ん〜〜〜さっさと決めろと内心叫ぶ私は横から「すみません、甘いの二つ下さい」と云う。おばさん、脇に退く。


お店のお兄ちゃん。いや、ずっとおじさんだと思っていたが声かけて顔を見るとお兄ちゃん。「粒の大きいのは250円で小さいのが200円」って。即答「200円のを二つ」それならそうと、足元のダンボールに一箱200円と250円とか書いとかなぁ。どれもこれも200円かと思うやん。すでに100円玉4つを手の中に入れていた私はいまさら500円玉に変更する気もなく即答したわけです。粒が小さいってことはそれだけ数があるってことで数があったほうが我が家は嬉しいのでとなんだか大きい粒のほうが甘く見えるよなぁって気持ちを打ち消す。


イチゴ二つを持っているから帰りにスーパーに寄ることもできず、イチゴがつぶれないよう大事にと帰宅。食後のデザートです。